《This is Chinese way》
【7月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=155円74銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:40,358.09 (-57.35)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9052.5(-75)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.146(-0.0345)
④金:2404.6(+12.6)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤76.96(-2.82)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1460円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1470円
※ニューヨーク為替引値(円)
155.58-155.61(1.42円高-1.43円高)
【7月23日:昨日の状況】
※国内銅建値1500円 (7月19日より-60円)
《This is Chinese way》
※昨日のコラム、『中国、公平競争審査条例を施行~銅リサイクル
業界に懸念~』という、記事が波紋を呼んでおります。
※確かにこの記事だけを見ると、何か大きな政策転換があるように
受け止めることもできます。
※ですが日本→中国への原料輸出には、それほど大きな影響はない
というのが小生の予想です。以下、その根拠を列挙。
中国という国の仕組みを、真面目に受け取りすぎても判断を誤りま
す。
[1]中国はこの程度の政策変更をしょっちゅう行っている。
朝令暮改の国。
[2]中国国内の銅・真鍮メーカー数が多少減ろうが、生産
量を減らそうが、大勢には影響がない。全体量が大き
いので所詮一部の話。
[3]中央政府の指示が地方の末端現場にまで行き届かない。
また地方は話を聞くは聞くが従わない。笛吹けども踊
らず。
[4]そもそも(中国は先進国で公正な社会であるという)
対外的なパフォーマンスで、中央政府自身が政策を徹
底できると、最初から思っていない。
※また別の視点です。
昨日書いたように、中国の企業経営者が、そんなに世の中のことと
か社会のこととか、まして省や国のことなどを考えていない。
※その為、新興国から先進国に発展するなかで、社会が成熟し、汚
職や賄賂がなくなりクリーンな社会が成立するという発想自体が、
中国社会に当てはまらないと思うのです。そうした中国のバックボ
ーンを考慮しないと、一つの政策が実現されるかを見誤ると思うの
です。
※尚、付け加えますなと、日本や欧米諸国のやり方が善で、中国の
やり方が悪という話をしているのではありません。誤解がないよう!
※中国は昔っから中国で、中国式をずっとやっているという話です。
※雑線(ヤード持込):【7月23現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上